ACCEL SKI SYSTEMに出会ってから、2025-26シーズンで15年目になります。
私は小さな頃からスキーというスポーツに取り組んではいましたが、アルペンスキー競技自体は小学校3年生まで草レースでしか経験したことがありませんでした。その当時は福島県の猪苗代リゾートスキー場にて、SAJテクニカルスキーアカデミーという所謂スキースクールに入って基礎スキーのレッスンを受けていました。
優しい先生たちと、スキー場にあるいくつものコースで色々なことをしながら滑ったのがたまらなく楽しかったです。
レッスン中のゴンドラでお菓子交換をしたり、アカデミーの事務所内で先生方の補食をつまみ食いしたりていたのを覚えています(笑)
そんな感じで楽しんでいたスキーの環境を一変させたのが2011年3月に起きた東日本大震災です。
原発事故等の影響で、慣れ親しんだ福島県でスキーをすることがしばらくできないとなり、困っていたときに友人の紹介で知ったのが長野県の菅平を拠点としていたチーム:ACCEL SKI SYSTEMだったのです。
アルペンスキーを本格的に始めた原点となる場所になりました。
今はキッズやユースカテゴリーの小中学生、FISカテゴリーの高校生・大学生が多く所属していますが、私がチームに加入したての頃は、ジュニアは少なく大人の方々が多い印象でした。当時もとても温かい雰囲気のチームで、みんながみんなとても優しくて、すぐに大好きになりました。
なによりDougコーチや高澤美穂子コーチの「Noとは言わないポジティブな指導」が自分にめちゃくちゃ合っていて、何をチャレンジしても「いいじゃん!」「GOOD!」と言ってもらっていたので練習をすることがとても楽しかったです。確実に褒めれば伸びるタイプの子でした。プラス、自分よりも歳上の方々に囲まれてちやほやしてもらっていたので、完全に私は舞い上がっていたと思います(笑)
とにもかくにも最高なチームで、私の心が整う唯一のチームです。
そんなチームに、韓国遠征前(1月中旬)にお邪魔して4日間みっちりトレーニングを行いました。昔ながらのメンバーと同じ時間を過ごしながら練習をすることができ、気持ちをリセットすることができた良い時間でした。

弟の石塚心樹(もとき)の紹介のもと、彼の同期であり私の後輩でもある、野澤雪丸(ゆきまる)選手や鎌田宇朗(ねお)選手もチームに加わり、視覚的にも刺激のある練習ができました。

ACCEL SKI SYSTEM: https://www.accel-ski.com